◇けがの保険について
少年野球連盟では、万一の事故に対して財団法人スポーツ安全協会のスポーツ安全保険
http://www.sportsanzen.org/)に加入することを必要としています。
リスクマネジメントまた損害保険の専門家としてこの保険の良い点、限界を私見で書きたいと思います。
 
○良い点
1.なんと言っても保険料が安い
 一個人でこの内容の契約内容を保険会社から買うことは到底困難です。
○これはと思う点
1.通院・入院事故の時に4日までは対象とならないこと。
 5日通って5日目以降が対象となり、日常的に大怪我でないと使えない。
 通院の場合怪我をして実質病院に通うのが4日(週2日で2週間)の場合では補償の対象となりません。
2.加入区分Aの場合は、団体活動中とその往復中に限られます。
3.医療費用の実費が出ませんので、もっと補償額が必要と思います。
 残念ながら1口しか加入できない仕組みとなっています。
4.指導者が個人的に子供と練習していた時の事故は対象となりません。
 AWに加入の場合、お子さんは補償の対象となります。(4日までは上に同じです。)
 
◇他の保険に加入する時のポイント
 損害保険の傷害保険では、加入する時に死亡保険金/入院保険金/通院保険金/その他の特約とセットになってしまいます。
 そのため、結構な年間保険料となります。我が家では、一時期子供3人がスポーツをしていたので専門家の立場で何とか安く保険加入を
 考えられないかと真剣に考えました。保険会社と交渉したのが、通院保険金と入院保険金だけの契約を保険会社に依頼したところ、
 しぶしぶ受けていただけることになりました。
 子供も大人も1名、入院日額3000円、通院日額1500円、手術3〜12万(部位により)月額保険料が610円です。
 死亡保障を付けないことでこの保険料が実現しています。
 また、通院、入院とも1日でも対象(診断書の必要はない)となりますので本当にいいのかなと言った、優れた内容です。
 (1年のうちにはなんだかんだ言って怪我をしてしまいますので。)
 健康保険を使っても、3割自己負担があるし、指導者の場合少年野球で怪我して仕事を休んでも労災にはならないし、
 家族や仕事場には迷惑をかける結果となり、辛い立場になります。
 もし、お付き合いしている保険関係者に相談してみてください。もしこの内容で引き受けが出来ないときは下記までご相談下さい。
 (アイネットエージェンシー(梶j岡本 okamoto@inet-gr.co.jp
 
◇柏市の運営する施設で怪我をした場合また、少年野球チームでの活動中の事故
 柏市では、市内の市が運営する施設利用中に怪我や賠償責任(施設を壊す、他人の物を壊す等)が発生した場合に補償される保険に
 加入しています。
 詳しくは http://www.city.kashiwa.chiba.jp/yakusyo/sosiki/B_SIMS/SIMS_KAT/sims_kat.htmをご覧下さい。
 柏市が積極的に紹介をしていないために、利用できる補償制度なのに活用されていないのが現状だと思います。
 対象となる活動とその窓口が、以前は青少年課あるいは、各近隣センター、市民活動推進課(名称が変わっているかもしれません)
 この補償制度の掛け金は税金で支払されているので、市民の権利として利用すべきです。
 
◇リスク管理
1.選手の移動中の事故
車での移動が多いのも少年野球チームの潜在的リスクです。
自動車保険の搭乗者(車内に乗っている人)が万一怪我をすると、相手車両とその車を運転していた運転者にも損害賠償責任が発生します。
特に厄介なのが、自爆事故で搭乗者が怪我をした場合、その責任は運転者にも来ますが、同乗している方も一緒に乗って移動することで利益を受けている
(専門的には好意同乗と言います)と考え、自動車保険の対人賠償では最終的な解決時に課題が発生(好意同乗としての過失相殺)します。
搭乗者傷害保険も解決策の一つとなりますが、日額補償制度なので限界があります。
それを解決するために、「人身傷害保険特約」を加入することで同乗者の自己負担を無くすることが可能となります。保険料も高額ではありません。
保険会社、または保険代理店と人身傷害特約の内容を相談して利用されることをお勧めいたします。
 
2合宿先/お弁当屋の選定
宿泊先で出された食事で食中毒を起こすこともまれにあります。宿泊先において生産物賠償責任保険に加入していて保険は切れてないか確認することも必要だと思います。
また、昼食だけお弁当屋さんにお願いする場合もその会社で同じように確認しましょう。夏場のお弁当はお母さん方が注意していると思います。コンビニ等に依頼した時は領収証を4-5日保管して起きましょう。万一の時、購入先の証明になり、事後処理がスムーズに進みます。